<その他>
三八式歩兵銃+三十年式銃剣
三八式歩兵銃:口径6.5mm 全長127.5cm(着剣時165.9cm) 銃身長79.7cm
重量3.95kg(着剣時4.39kg) 射程約4000m 装弾数5発 三十年式銃剣:鞘の長さ 約40cm 明治38年に制定されて以来、第一次大戦、日中戦争、太平洋戦争と使用さ れた日本の代表的小銃です。 この銃は本物です。もちろん撃つことはできませんが、そのほかはちゃんと 可動・分解できる「無可動実銃」です。日本では実銃の所持は禁止されているの で、誰もが興味があると思います。太平洋戦争に興味がある私は、いろいろな銃 の中でも「三八式歩兵銃」に興味を持ちました。 セナのサインの時にも書きましたが、高校時代のほしいモノの二本柱の一つ でした。買うぞ買うぞと言いながら、数があるからということで後回しにしてい ました。でもついに今年3月に購入しました。状態のいいモノで90000円で した。 銃剣の方も本物です。しかし、日本刀と違い、「武器」としての目的で作られ存在しているものなので、刃渡り15cm以上のものを所持することが法律上できないため、剣の部分が14.5cmのところで切断されています。 日本軍はこの銃を「銃」というよりは「剣」として使っていたので、実際ど のくらいのモノなのだろうと気になっていました。実際手にしてみて、ズシッと 来る重さは、決して体格のいいわけではない日本兵がこれを持って自由に戦えた だろうかと思いました。 この銃も実銃ですから、もしかしたら実戦で使用されて、人を殺しているか もしれないと思うと、何ともいえない感じになります。この銃をみていると、銃 口を向けられておびえる人々の気持ちが、銃を持つと、これで人を殺さなくては ならないという苦悩が伝わってくるような気がします。 この銃は、殺傷する力を持った姿でありながら、平和を訴えることができる ものだと思います。なので50年前の償いをさせてあげられればと思います。 |