右より
 ・ つくば嶺に 雪かも降らる 否をかも 愛しき子らが 布乾さるかも
 ・ 来ぬ人を 待つ帆の浦の 夕凪に 焼くや藻塩の 身もこがれつつ
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 ・ 草わか葉 色鉛筆の 紅き粉に 散るがいとしく 寝て削るなり
 ・ 恨みわび 干さぬ袖だに あるものを 恋に朽ちなむ 名こそ惜しけれ
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